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AIM-4 ファルコン()は、ヒューズによって開発され、アメリカ空軍で初めて実用化された空対空誘導ミサイルである。 == 開発 == 空対空誘導ミサイルの開発は、1946年から始まった。MX-798計画に基づいて亜音速ミサイルを開発するための契約がヒューズ・エアクラフトに与えられたが、1947年にそれはすぐにMX-904計画として超音速ミサイルの開発計画に変更された。その兵器の当初の目的は爆撃機をプラットフォームとし、これを自衛することであったが、1950年以後、爆撃機の代わりに戦闘機をプラットフォームとして比較的遅い速度で飛行する爆撃機に対する迎撃任務にあたるための武装に変更された。 最初の試射は1949年に行われた。その時には、そのミサイルはAAM-A-2と命名され、ファルコンという通称を与えられた。1951年からアメリカ空軍ではミサイルに戦闘機と爆撃機などと同じように航空機と同様の呼称を与えており、空対空ミサイルは“戦闘用”として分類され、ファルコンは戦闘機の呼称のようなF-98という名称に改名された。1955年に方針が再び変わってミサイルに航空機の呼称を与えることをやめ、ファルコンはGAR-1に再び改名された。 ファルコンが運用された当時、命中する可能性を増すために熱源追跡ミサイル及びレーダー誘導ミサイルの両方のタイプのミサイルを一斉に発射することが一般的だった(熱源追跡ミサイルを最初に発射し、続けてレーダー誘導ミサイルを発射する)このため、ファルコンも赤外線誘導型(GAR-2/2A/2B = AIM-4B/C/D)及びセミアクティブ・レーダー誘導型(GAR-1/1D = AIM-4/4D)の両方のタイプが開発された。 1958年にヒューズは、ファルコンをわずかに大きくしたスーパー・ファルコン(GAR-3/3A = AIM-4E/F及びGAR-4/4A = AIM-4G)を発表した。これは、初期型のファルコンよりわずかに大きな機体と改良されたモーターを持っており、運用中の大部分の初期型ファルコンがスーパー・ファルコンに置き換えられた。また、最初に装備されたのは、F-84 サンダージェット戦闘機である。 1962年9月にファルコンは、それまでの“GAR”シリーズから“AIM-4”に改名された。改名の対応は右の表のとおり。 長射程型がGAR-9(AIM-47 ファルコン)としてXF-108 レイピアとロッキードYF-12のために開発される一方、より大きく、0.25キロトンの核弾頭を搭載しているファルコンの核バージョンがGAR-11(AIM-26 ファルコン)として開発された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「AIM-4 (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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